化研テック
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INTERVIEW 04

プロフェッショナルを追求する
コミュニティのあり方を求めて

研究開発 / 竹内 沙知

Chapter 01

インターンシップに参加、
社風を肌で感じる

私は理系大学の出身で、化学専攻をしつつ、有機化学分野の研究もしていました。そのため、有機化学薬品に触れたり、そういった薬品の研究開発に携われる会社に入れたらと考えていました。化研テックはインターンシップを募集していたので実際に参加し、会社の雰囲気だけでなく、どういう試験等を行っているのかを体験させてもらいました。インターンシップでは、薬品の試験を行うという催しが実際の社員も働いている実験室で行われていました。その際、社員同士が和気あいあいと仲良く仕事をしている様を目にして、温かな印象を受けました。何十年先まで同じ場所で働いていく環境下で社員同士の雰囲気が良いのは重要なことです。そういった雰囲気の良さに好感が持てました。 また昨今、化学的な研究分野でも女性の活躍が増えている中、化研テックの女性スタッフはお互いが個人の意思や距離感を尊重しながら仕事に励んでいました。その姿を見て、仕事と自己の成長に集中出来る大変居心地の良い環境だと確信したのが入社の大きな決め手となりました。

Chapter 02

お客様と距離の近い研究開発者

私は車の塗装で覆われている塗膜を剥ぐ薬剤を開発しています。塗膜の劣悪な剥離作業環境を一変する薬剤です。従来、剥離作業は毒性が深刻な強アルカリの剥離液を90℃という高温環境下にし、その中に車体を浸して行っていました。その中で当社は毒性のほとんどない中性の剥離液かつ、50℃という低温環境下での剥離液の開発に成功しました。強アルカリ性あるいは高温による火傷のリスクから解放されたため、お客様から高い評価を頂けている状況です。私としてもこういった評価は開発冥利に尽きます。このように、私たちの開発努力がお客様の環境を良い方向に一変出来たという喜び、そして実際に使われたお客様からの高評という確かな手応えが大きなやりがいです。他に、化研テックの良い点は、実際にお客様が現場で私たちの開発した商品を扱ってくださる際に実直な感想をくださることです。「使いやすくなった」「安全面が改善された」等、お褒めの言葉を頂くと開発への思い入れがやりがいに大きく昇華されます。

Chapter 03

持続的な成長を可能にする人材基盤

上司が若手を守ってくれると実感出来る会社です。 例えば、私がお客様から当社の剥離液が全く機能しなかったというクレームを受けた際に、課長が共にお客様先に出向いて技術の証明の手助けをしてくれました。「貴方の使い方が悪いだけだ。気に入らないなら他社の薬剤に変えればいい」と逃げるのは誰でも出来ます。しかし、それは根本的な解決ではなく、むしろ会社の信頼を下げる行為です。だからこそ、そこを諦めてはいけないときちんとお客様に理由の説明をするのを手伝ってくれる上司がいるのは大変心強いと感じました。私も次の若手に対し、そういったフォローをしたいと思っています。 また、女性が働きやすい環境での勤務を志す方にもおすすめです。 女性社員が安心して育休を取ることが出来る環境で、育休後も保育園等の送り迎えが必要であれば定時に退勤することも当たり前に行えます。万が一仕事が長引きそうであれば、他の社員が代行したり、引き継ぎやすい雰囲気もあります。このように、多くの面で女性社員も人生を通して働ける環境になっています。 机上の研究だけでなく、人とのコミュニケーションを通して、さらなる開発の可能性や充実感を見出せるのが当社です。興味のある方は是非お越しください。

1日のスケジュール

8:10

出勤

マイカーにて通勤しています。
出社後はメール、営業日誌の確認。
試験準備に取り掛かります。

8:30

朝礼

全体朝礼、その後部署ごとの朝礼。

9:00

試験

剥離剤の開発を進めつつ、技術サービス対応を行います。
お問合せを頂くお客様は、商品を検討している方が多いので優先的に応対。
スピード重視でわかりやすい説明を心掛けています。

12:00

お昼休憩

お昼ご飯を食べて、私は残り時間でお昼寝をしています。
人によっては、卓球やランニングをしています。

13:00

試験

午前の続きを行います。
剥離剤は、剥離が5分で完了するものもあれば数時間かかるものもあります。
時間配分を考慮しつつ並行して別作業を行います。

17:00

終礼

部署ごとに集まり実施。
その日何をしたか、結果の報告を行います。
その後、作業をまとめ帰宅します。